Never Withered Flowers

宝塚歌劇団と2010年代のK-POPを愛する、20代会社員のブログ。星風まどかさんと芹香斗亜さんに心を奪われています。宙組ファン。

花組 パッショネイト・ファンタジー「Cool Beast!!」@梅田芸術劇場メインホール&配信

はい、ということでクールビーストについて。

 

うーん、やっぱりね、このショーあんまり好きじゃない…場面構成、衣装、選曲、などなど、全体的にいまいち乗り切れない(小声)

なんて、ネガティブなことから書き始めてしまいましたが、しかしまどかちゃんは可愛かった!!

 

まずね、お衣装がよくお似合い。

宙組でよく着てたような大人っぽいカラーも似合うのです!似合うのですが、赤やピンクが本当に似合う娘役さんなんだなあとびっくり!

好きだったのは、プロローグのピンクのフリルがついたドレス。

あと、裸足デュエダンのお衣装も可愛かった!パステルカラー♡ 何よりもこのシーンは、足が可愛かった…!くるくる回るときに見える膝からふくらはぎ、足首にかけてのラインが可愛かった……。

 

全編通して、今まであまり見られなかったような表情が見られたかな、と思います!

中詰は男役と並んでキメキメだったな…どこだったか忘れてしまったけど、口を拭うような振り付けがツボでした。野性味のある感じで。

シトラスの風はロマンティックレビューだし、NICE GUYもアクアヴィーテも、大人の女性であることを求められる場面が多かったかなと思うんだけど、今回はまた違った色で良かったです。ラテンショーは初めて、ですよね?あとは、もともと華ちゃんに当てられたショーということもあって、これまでにない感じになったのかも。

 

ところで、まどかちゃんのショーは藤井先生ばっかりですね。ミュサロもそうだったし。花組ではもっといろんな演出家のショーに出てほしいよー。ファシネイションが早速中村B先生で嬉しいです。B先生、宙組にもぜひお願いします!あとは酒井先生とか野口先生とか。あとシルクロードが好きだったので、生田先生もありかな…。

 

だいぶ話が脱線しちゃったけど(笑)、これはやっぱり華ちゃんに当てられた役だなあと、梅芸で実際に観劇したとき思ったのです。

お花というイメージは、やっぱり華ちゃんありきだよね、と。まどかちゃんのフローレスはもっと人間の女の子に見えたというか、やっぱり持ち味が違うんだな〜。

でも、これは当たり前のことだし、素敵なことですよね。2人の娘役さんの個性の違いを感じられました。ほぼ同じ振り付けなのに!

華ちゃんはもっとこうだった…って言ってる人を見かけたりもしましたが、そりゃ違って当たり前だろうと。当て書きなんですからね。

 

そんな違いはあるわけですが、配信で見たら、まどかちゃんの印象がまたちょっと変わっていたように思います。特に裸足の場面とか。

これはれいちゃんとの呼吸がどんどん合ってきたからなのかもしれないな、と思いました。いいことだ!

このシーンはね、最後に2人でベールをかぶって捌けるのがよかったな〜。あのあと2人はどこに行くんだろう。大劇場では確かセリ下がりだったけど、2人でああやって捌けていくのもいいですね。爽やかだった、ときめいた。毎回幸せそうだった。こういう全ツだからこその演出の違いが、フローレスという役の印象自体を変えているところもあると思います。

 

あとね、「騙されないまどか」!これは本当に可愛かったです♡

ミュサロのお衣装がパワーアップしているのも、東京のミュサロが開催できなかったからかなと、先生の優しさを感じたりもしました。そして髪型はボブ、ありがとう…!私がミュサロに行ったときはボブだったので、さらに嬉しかった。

あの曲、かわいいけど、まどかちゃんもナウオンでおっしゃっていたように、だいぶハードですよね〜!でも流石の安定感と可愛さでした。可愛かったよ本当に…。マイクを上げ下げする振り付けとか、「あれこれあれこれ」の言い方とか、ファンのツボをよく分かってるなーと思いました♡

でもね大介先生!

あまりにも唐突だわ!この後のお肉取り合いに繋がってるのかもしれないけど、唐突だわ!その前のシーンのフローレスと全然違うんだもん!(笑)

一応ストーリーのあるショーだし、ここはもう少し前後の繋がりが欲しかったかもしれない…。

 

あとここでもう一つ書いておきたいことは、娘役のシーンを場面の埋め合わせみたいに使うのはやっぱり寂しいと感じました。幕前の娘役シーンはもうお腹いっぱい!

デリシューのららちゃん銀橋渡りのように、ただ場面と場面を埋めるのではなく、次のシーンにナチュラルに繋がるような演出が見られたらいいなあ。ほんと、デリシューのららちゃんは見せ場がたくさんあって素晴らしかった…。

 

あとデュエダン!

よかったです…!まかまどの夢夢しいデュエダンとはまた雰囲気が違った。お互い仕掛けていくような、2人の駆け引きを楽しむデュエダンだった。

アドリブもいろいろ工夫されていたようで!れいちゃんがそれだけまどかちゃんに仕掛けてくれるのは、信頼してるからなのかな、と、ファンとしては嬉しく思います。2人の表情が呼応しているのが素敵だった。どこか強気なまどかちゃんのお顔が見られたのもよかった!

しかしやっぱりね、デュエダンは変えるべきだよー。これ華ちゃんファンは辛いんじゃないかなー。私もアクアヴィーテのデュエダンはやっぱり変えてほしい派。再演はウェルカムだけど。

 

あ、そうそう!忘れちゃいけないのが、まどかちゃんとひとこちゃんの相性!

前のコルドバにもちらっと書いたけど、ここもまた美しい並びで!Twitterでも結構話題にしてる方が多かったように思います。ひとこちゃんファンの方が言及されているのを見ると嬉しかったな。

ひとこちゃんも娘役さんを選ばないタイプなのかもしれませんが、やっぱりまどかちゃんの娘役としての強みは、いろんなタイプの男役さんと合うし、本人もその相手に合わせて輝けるところかな、と思いました(ちなみにキキちゃんも相手を選ばないタイプだと思っている)(隙あらばキキちゃんの話をしたい)。

プロローグのひとまどの絡み、ご覧になりました!?

ちょうど2人がピンクとブルーのお衣装だったので、どことなくペア感もあってよかったですよね…。お互いにもたれるような振りとか、ちょっと耽美というか、色気もあって。

中詰とかも、今アイコンタクトしてる??とか!

あとは、パレードで銀橋(概念上の)に出てくるときの見つめ合い!そして幕が閉まるギリギリに、お互いシャンシャンを振りながらの見つめ合い!

公演だよりでも、まさかツーショットがあるとは思ってなかった!嬉しい〜…誰がツーショットを提案してくれたの??ひとこちゃん??でもvisaのマンスリーメッセージで、人見知りだって言ってたし…マンスリーメッセージもよかった。ひとこちゃんも、まどかちゃんと一緒で辛いものが好きなのかな。私も好きです。

ともかく、ひとこちゃん本当にありがとう!花組観劇の楽しみができた!これからも何らかの形で組んでください、ショーの一場面とかでいいので。私は2人のデュエットを聴きたいです。

 

クールビーストに関してはこんな感じかな。

やっぱりショーは当て書きがいい!と思いました。まあそうは言いつつ、まどかちゃんが出ている洋物ショーで好きなのは、シトラスの風とNICE GUYだったりするのですが…今回は華ちゃんの退団公演でしたし、より当て書き感が強かったかと思います。フローレスという役名からして、華ちゃんですもん。

 

れいまどはやっぱり、一本物より二本立てが良いんじゃないでしょうか。ショーがたくさん見たい〜。

ファシネイション、期待しています♡

花組生頑張って覚えます!

 

まどかちゃん、楽しみをありがとうね…。